巫女ブログ ホテル椿山荘東京のお庭で彼岸花!

巫女ブログ、今日は、先日散策しました

杜乃宮から外をでて、ホテル椿山荘東京の

お庭を散歩しました、そのレポートです。

庭園を歩いていると、橋の畔に今年も

真っ赤な彼岸花が顔をのぞかせていました。

彼岸花


秋のお彼岸の頃に咲くことからその名がついた花で、毎年この時期になり、

彼岸花を見かけると秋の訪れという季節の移ろいを感じさせてくれます。


少しずつ日が短くなり、朝晩に涼しい風が吹くようになる頃に

まるで秋の訪れを告げる合図のようにも思えます。


彼岸花の別名、「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」という呼び名は

もともと『法華経』に出てくる天上の花の名前に由来しています。

おめでたい兆しを示す吉祥の花の一種として語られ、

新しい門出を迎えるおふたりにふさわしい意味を添えてくれます。

ちょうど庭園に「雲海」の霧が立ち込めてふわりと広がっていました。

やわらかな白い霧の中に浮かぶ赤い花はとても幻想的で、

普段目にする姿とはまた違った神秘的な美しさを感じさせてくれます。


杜乃宮にて白無垢をまとった新婦さまと並んだら、

真紅と純白のコントラストが際立ちきっと一層美しいだろう

と思いながら、しばし足を止めて眺めていました。

ご参拝やご見学の際には、ぜひ庭園に咲く季節のお花や、

霧に包まれる幻想的なひとときをお楽しみください。