息(いき)が、心と身体を結ぶ
息(いき)が、心と身体を結ぶという言葉を
伊勢の研修において、鎮魂の授業で習いました。

鎮魂において、「いき」がとても大切です、
「息」が、心と身体を結びます。
「目を閉じて、4秒息を吸い込み、
4秒、お腹に落とし、
はい、8秒、ゆっくりと均等に息をだします。」
魂を鎮める。
目には見えない心の部分の心、つまり「魂」と
頭で考えるところの心が、身体としての「想」、
その二種類の心をゆっくりとした息使いを
することにより、
〇 息を感じる心が、魂が鎮まり
〇 息を意識する身体が、想いと共に鎮まる。
何という、体験。

また、、禊祓い
禊は、水そそぎで、元来は水をあびて身体を
洗い清めることである。洗い清めるという動作
が、心に清浄を感じさせることは日常経験する
所であり、精神的な清浄感を身に体得する事
にある。

禊は、これを真剣にする者のみが、その信の
力を味わうことが出来る。
信なき禊は、ただの水あびに過ぎない。

禊は、同時に心の禊であることを忘れては
ならない。心身の祓いの中で、身体の祓いは
水を以て洗えば綺麗にすることが出来る。
禊は、ここに生まれる。
しかし人間には、身体の外に心が存在する。
人間としては、心身共に祓い清めることに
よって初めて、人間としての祓いが完成する。

鎮魂と禊祓いの勉強は、座学でなく、身体で
覚える。清らな、清々しい。
鎮魂法の中に、ひふみ祓詞がある。
ひふみよいむなかこと
もちろらねしきる
ゆゐつわぬそをたはくめか
うおゑにさりへてのますあせえほれけ
この47文字 奏上すればするほど、
気持ちが落ち着きます。