日本の停滞

日本の停滞の見出しで、

先日の日本経済新聞

の一面に載っていた。

この秋にニューヨークに

行った際、本当に感じた

内容だった。

物価で考えるとそれは、日本の会社の努力で、

価格を抑える努力をしてきているのに、その努力が

世界から見た際に日本の安さが際立っている。

新聞の記事では、『停滞』となっているが、私は

努力の結果なのだと思う。その結果日本は、貧富の差が

少ないのだと思う。企業の採算を合わせるために

前よりも品質は上がっているので、販売価格は抑えて

いるため、高品質で低価格を日本の商品は出来ている。

また、円の為替が110円で前後で維持されているので

海外から見るとさらに安く感じるのだと思う。

26年前1993年にアメリカに留学していた頃

1ドル=78-80円。

今考えると逆に、アメリカの物が

何でも8掛けのように安く感じた。

80円と110円では、37%の違い。

当時から言われていた「ビックマック指数」

2019年の日本のビックマックが390円。

1988年のビックマックセットは800円!

ビックマックの単品ではこの30年間

価格が変わっていない?

原料は、牛肉としても価格、アメリカからの

関税が下がったりして

営業努力かもしれない。

日本の物価を今後上げ、日本人の収入を上げようと

政府は行っている。これは、国際競争力を付けるため

日本の国策として行うのであれば、ちゃんと国民に主旨を

説明して、企業から個人から皆同じ気持ちで、しないと

なかなか物価を上げ、給料・人件費を上げていくのが、

難しい。

今後、企業として、特に中小企業として、社員一人当たりの

付加価値のアップが、一人売上、一人利益の追求をする

人員教育から徹底してかないといけない。社員の力、人間力

をアップを期待したい。