祝詞 伊勢内宮神前祝詞

祝詞の勉強の中で、大事な

祝詞になります。家の神棚で

是非とも奉唱してください。

 

私の母は、昭和18年生まれ

子供の頃には、よく祖父母の

故郷、伊勢の宇治山田にある

王中島町の村で育ったとよく

聞きました。

 

私も小学校の頃は、伊勢に行くのが好きでした、

それは、親戚の梨園があり、美味しい「豊水」「幸水」

と言う梨が沢山食べれたから。

 

梨園に行くと、熟しすぎて落ちてしまった梨に

沢山のクワガタ虫がいました。それをまた

取るのが好きでした。

 

今考えるといつの間にか、伊勢にご縁を頂いていたのだと

思います。小学校4年生の10歳の時に、初めて、

猿田彦神社に参拝したことを今でも覚えています。

「あんたの守り神やで!」と母に言われてもう40年!

 

伊勢内宮(ないくう)には、天照皇大御神が、祀られて

います。内宮のお参りの際には、是非、ご神前にて

上げたい祝詞です。

 

伊勢内宮神前祝詞「いせないくうしんぜんのりと」

 

神風の伊勢国祈 五十鈴原の

かむかぜのいせのくにさく すずいすずのはらの

底津石根に大宮柱太敷立

そこついわねに おおみやばしらふとしきたて

高天原に 比木高知て 鎮座坐掛巻も

たかあまはらに ひぎたかしりて しづまりましますかけまくも

綾に尊き天照皇大御神 亦の御名は

あやにとうとき あまてらすすめおおみかみ またのみなは

撞賢木厳之御魂天疏向津比賣之命

つきさかきいづのみたまあまざかるむかつひめのみこと

亦の御名は 天照大日靈之命の 大朝廷を祝奉を

またのみなは あまてらすおおひるめのみことの おおみかをいはひまつりを

 

云巻も畏加禮ど 天津日嗣知食皇命の 大御代を

いはまくもかしこかれど あまつひつぎしろしめすすめらみことの おおみよを

常盤に堅磐に護り奉給ひ

ときはにかきはに まもりたてまつりたまひ

現き青人草をも恵み幸へ給へる

うつしきあおひとぐさをも めぐみさきはへたまへる

廣く厚き御恩頼に報ひ奉ると稱辭竟奉りて

ひろくあつきみめぐみに むくひたてまつると ただへごとをへまつりて

拝み奉る状を平けく安けく聞食と 恐み恐みも白す

おろがみまつるさまを たひらけくやすらけくきこしめせと かしこみかしこみをまおす