あさ
あさみどり すみわたりたる
大空の 広きをおのが
心ともがな
明治天皇御製
今日も気持ちの良い朝で、最近気に
入っている自宅マンションの屋上に上がる
朝日に手を合わせた後、ラジオ体操を
する。いつもラジオ体操をすると、
思い出すのが、中学2年生の体育の先生
「たこ八」と言うあだ名で呼ばれていた先生
竹刀で何度もお尻を叩かれながら、覚えた
のが、このラジオ体操。
人生は、無駄無しと言うが、この51歳に
なり、ちゃんとラジオ体操の音楽を頭に
浮かべながら、太陽の元、体操が出来る事に
感謝する。あの「たこ八」先生に感謝する。
朝日が、爽やかで、こんな綺麗な青空を見ると、
心に浮かぶ詩は、上記の御製
神道の教えに、「浄く、明るく、正しく、直く」
生きるにある。
浅緑すみわたりたるという、冒頭は、
その清浄で、正直な心に当たるように思う。
澄み切ったこの大空の広きは度量の大きさ
にあると思う。
夏の御岳山での禊の時は、朝日の木漏れ日が、
滝の周りの緑から差し込み、神を感じ。
自然と、感謝や、清浄、正直な信仰に生きる
気持ちが湧いてくる。
この素直な気持ちで人間が進めていけたら
平和でいいのになあと思う。
しかしながら、社会と言うのは、一人で生きて
行くわけにはいかず、色々な多数の人々と
共同に作り上げて、助け合って、伸ばし合って
許し合って、和合しないといけない。
ここで大切なのが、この「睦み合う、和の道」
が、神道の精神なのかなと思う。
結び=産霊(むすび)の信仰が神道、
感謝、自然と手を合わす。誠の道。
清浄、正直、そして睦和の気持ちの入った
「人間の誠」の詩。
爽やかな朝日の元に、声を出して詠んでみる。
エネルギー充電された朝でした。
ありがとうございます。