巫女ブログ 椿山の舞(巫女舞)

巫女ブログの今日のテーマは、椿山の舞

(つばきやまのまい)です。

巫女舞について

古代日本において、祭祀を司る巫女自身の

上に神が舞い降りるという神がかりの儀式

のために行われた舞がもととなり、それが

様式化して祈祷や奉納の舞となりました。


優雅な神楽歌にあわせて巫女が舞います。

優美さを重んじた巫女舞は、私の大好きな

日本の伝統楽器の三管(鳳笙、篳篥、龍笛)

を楽人が奏で、そして唄に合わせて、

巫女が、右手に神楽鈴、左手には椿の花

(白椿、赤椿をそれぞれ持って)

舞い踊ります。

椿山舞(つばきやまのまい)

巫女舞の中でも特に有名な、生きる喜びと豊かな自然に感謝する「豊栄の舞」はどの神社でも大祭や結婚式で奉納されますが、結婚式専用に作られた神殿の杜乃宮では千早や冠、リングピローに至り、巫女舞も杜乃宮オリジナルに作られました。

椿山の舞は神楽と舞楽をミックスした

オリジナルの巫女舞です。

杜乃宮の正面、お社の後ろに広がる楕円形の大きな

窓は、椿山の木々や花々、そして四季の変化、

太陽の光、大きな雲、風、蝶、鳥達が見えます。

目に映る杜(もり)すべてが、新郎新婦を

祝福してくれています。

天井には、『木洩れ日』をイメージ

した木製のシャンデリア。

高い天井にある一つ一つの木の間から光が

差し込む柔らかさがあります。

これらが、全て、開放感のある豪華で

美しい神殿を演出してくれます。

その杜乃宮の御神前の前で、

華やかな舞楽&寿の席で神様に

奉納するに相応しい舞となっています。

♪椿山の舞 歌詞♪
花の都の 椿山
祝い寿ぐ 杜深き
神の御前を おろがみて
万代までと 誓いせん

振付:杜乃宮の魅力である

雅楽三管生演奏、その博雅会を

束ねる岩佐さん
歌詞:品川神社の権禰宜さん