大阪三十六景
大阪三十六景という言葉、その存在を
![勝鬘院2022年](https://www.bua.jp/contents/wp-content/uploads/2022/06/62ba0a64305be4cd1a9d6fbf466a315f.jpg)
初めて、今日知りました。
長男の建築学部のゼミの課題に、
この大阪三十六景に出て来る
風景、木版画の絵の場所に
実際に行き、
今、どうなっているか?
この大阪三十六景の木版画
の作家は、赤松麟作という
作家の作品です。
大阪の生んだ近代洋画界
の権威の方になります。
明治・大正・昭和始めの頃の浪華(なにわ)の姿を
三十六景を選び、その詩情と余韻を伝えた作品ばかりです。
今日は、自宅から地下鉄により歩いて回れる二か所に
私も付いて行きました。
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この54歳になるまで、全然知らなかった大阪の風景を
二か所見せてもらい、感動しました!
一つは、地下鉄谷町線「四天王寺前夕陽丘駅」から
徒歩5分の愛染堂です。
![](https://www.bua.jp/contents/wp-content/uploads/2022/06/6690984aa5e3af83c26306b763a62025.jpg)
愛染堂は、四天王寺の別院として愛染明王をまつり
勝鬘院(しょうまんいん)とも言います。
ちょうど、愛染明王のまつられているお寺金堂の後ろに
多宝塔が建っています。
多宝塔は、豊臣秀吉により文禄三年(1594年)に
再建され、大阪市内に現存する最古の建造物です。
現在は、国の重要文化財になります。
二か所目は、この愛染明王、勝鬘院から歩いて15分
やはり同じく地下鉄谷町線であれば、天王寺駅より徒歩
8分の所にある、慶沢園(けいたくえん)に行きました。
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慶沢園は、住友家第15代吉左衛門により
茶臼山本邸の庭園として造営されたものです。
木版画の説明では、動物園となっていますが、
現在の天王寺動物園には、このような松のある池が
無いので、慶沢園ではないかと動物園の方と推測
してこの場所と今日は、判断しました。
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どちらもまさに、大阪の風光明媚な場所で
素晴らしいです。
長男の課題も進みとても良い時間を二人で
過ごしました。