Z世代のマーケティング

Z世代ってどの世代?

1月も25日になり、正月睦月も終わりに近づきました。

先日の同窓会実行員の集まりで、最近の卒業生で素晴らしく活躍している社長に会ったよ。と10年上の先輩に紹介してもらいました。今瀧健登社長、「僕と私と株式会社」の代表取締役である。

Z世代のマーケティングを得意とする会社とのこと。若いのに凄いなーと話をしていました。

Z世代っていつなん?と話を聞いていると、そもそもアメリカでのマーケティングに使われる世代のカテゴリーらしい。

そう言えば、昔、リクルートさんのセミナーで聞いたことあるな.

あの時のセミナーでも、x世代やY世代の話があった、この世代は、友達とのコミュニケーションの取り方が、このような傾向があるから、情報をこの様にゲットするとか、この世代は、お母さんと仲が良いから、普段の衣装も買い物も仲良く一緒に行くとか、世代の特長から、購買や選択の傾向を知り、自社の商品開発や、販売方法を検討するのに、役立てていました。

そのX、Yの次の「Z」世代、どんな傾向があるのかとか凄く気になりました。

アメリカのマーケティングの概念では、Z世代というのは、1990年中盤から2000年代終盤の

1997年~2012年生まれの世代で、生まれながらにしてデジタルネイティブである初の世代。

日本においてのZ世代は、1995年(平成7年)の阪神淡路大震災から2011年(平成23年)の東日本大震災までの間に生まれた世代、今年令和5年に12歳~28歳になる世代。

大半が、X世代(バブル世代、団塊ジュニアに相当)の子供世代に当たる。

幼年期からデジタルディバイスやインターネット、SNSを含むソーシャルメディアの存在を前提とした生活をしている。

2020年時点では、世界の人口の三分の一を占めている。

日本では、総人口の七分の一弱、13.9パーセントになる。

このZ世代は、自分の息子3人も含まれるし、私が斎主として神前式を行っている杜乃宮の巫女さんもこの世代になる、また、そもそも結婚式をご奉仕させて頂くその新郎新婦様もこの世代に含まれている人がいるな、自分自身の周りに関わっている人がいる!と気づく!!

上に書いた、今瀧社長の分析された中に、3つのキーワードがあると知りました。

1つは、金魚すくい

金魚すくいをするにあたり、大切なことは、あの丸い和紙の付いたわっか、金魚をすくい上げる道具でいかに沢山の金魚をすくいあげることが出来るかと言うと、実は、一匹、一匹の金魚を確実にすくい上げる方が、結果多くの金魚がすくい上げることが出来る。沢山金魚が集まっているところに、ヨッシ!って和紙のわっかを水の中に入れても、金魚は、すぐにバラバラに逃げてしまい、その結果は、1匹か2匹しか すくい上げることは出来ずに、和紙の部分は、水にやられてしまい、破れてしまう。

要は、水面近くにいる金魚を、一匹一匹確実にすくい上げることが成功の秘訣。になる。

2つは、花火

花火は、美しく、鮮やかでみんなが楽しい気持ちになる、元気な気持ちになる夏の風物詩であるが、それは一瞬にして消えてしまう。華やかに、鮮やかに、大きな音を立てて空高くに上げられるが、一瞬にして消えて無くなってしまう。

華やかに見える流行も、火が付くと大きく広がるが、一瞬にして消えてしまう。熱しやすくて冷めやすいともいえるのか?その時間的な短さは、花火に例えるのが分かりやすいように思います。

3つは、餅屋は餅屋

餅屋は餅屋と言うのは、昔から例えられている、専門分野は、専門に任せるのが一番。

今までの日本の社会において、皆同じように広く沢山の科目を一緒に勉強を行い、ひたすら一流大学を目指し、大きな会社に就職する為に、興味の有無関係なく幅広く勉強を行う、教育が行われてきたように思う。その教育では、これからは、ダメだと言われ。親が、その子供の「個の特長」を見抜き、得意分野を更に磨きをかけて、プロとなる教育にしてきた。

アスリートの世界、プロスポーツにおいて、世界で活躍するプロゴルファーや野球選手、サッカー選手、が日本人の中から出てきているように、Z世代は、その得意分野をしっかりと伸ばし、プロを目指す教育になってきている。素晴らしいと思う。自分の子供としっかりと向きあい、一緒に頑張って親が、いるのだと思う。

上に挙げた3つの特長を知って、どの様に若い人、息子も含めて、巫女さんや新郎新婦さんと向きあうのか? 

マーケティングの世代分けであり、あまり気にすることはないが、今まで以上に、その人、その個人をしっかりと見て、発する言葉には、気をしながら向きあいたいと思う。

「温故知新」古い昔から大切にされてきたことも大事に伝え、それから気付く新しい知識や見解も大事と感じます。自分なりの価値観も持ちつつ、上から言うのでなく、同じ目線に立って、色々と話をして

向きあっていきたいと思う。